ストレスを乗り切るには細マッチョメソッド!
サラリーマンであろうとなかろうと、仕事をしていればストレスを感じることでしょう。仕事は達成感や人間として自身の成長を与えてくれる反面、どうしようもない理不尽な状況に立たされて精神的負担を抱えてしまうことは少なくないと思います。
プライベートだって、常に思い悩みながら向き合っていかなければいけないことも多いはず。
私が数年前に読んだ本によると、「適切なストレスは人間を成長させる!」とのことですが乗り越えるまでは大変です。
心が折れそうになった時、理不尽にイライラが溜まった時、人それぞれ悩むタネは違うはず。
ですがストレスへの対処に役立つのは「細マッチョメソッド」と私は確信します。
筋トレやランニングをすることはストレス軽減に大きな力を発揮するのです!
特に、筋トレの効果については私も助けられたことがあります。
現在サラリーマンである私は過去どうしようもない理不尽な状況に立たされ、何とか乗り切ることができました。
もしあの時、筋トレが習慣となっていなかったらストレスに対処しきれずに何かしらの不調が出てきていたに違いありません。
当時の私のスキル不足といえばそれまでですが、特に若手のサラリーマンは失敗と成功を繰り返して成長してくものです。ここではそのような観点は別として、私がいかに筋トレ習慣によって救われたか紹介していきます。
ちなみに、ランニングの効果については、「まるで瞑想?ランニングのススメ」にて解説しています。
「ストレスがあるならなぜ、筋トレをするべきなのか?」考えていきましょう!
サラリーマン5年目にして直面した、過去最大のピンチ!!!
私の仕事はお客様と打ち合わせして設計図の提案とそれに対するコストを試算するものです。
ある日大量の資料と共に、3週間で設計図とコストを提出するようお客様より指示が来ました。どうみても、通常なら2.5ヶ月くらいはかかりそうな分量。内容も十分に検討する時間がないまま進めなければならない。きっと、質疑応答を重ねて詰めなければならないこともあるはず。しかし、どうしても納期は伸びない。
組織対組織の付き合いのため、やるしかない。完全に八方塞がりです。
際限なく残業して終わらせられるか?一応上場企業のため、残業時間には制限がる。おまけに会社にいないと作業することはできないしサービス残業なんてやりたくもない。
おそらく最善の策としては持ち帰った初日に何人もの人に助けを求めることだったでしょう。
ただ、資料を受け取った当初は周囲のメンバーも残業をしている様子。
助けを求める訳にもいかない、という自己暗示にもかかっていました。
結果は毎日最大まで残業して帰る日々。平日はひたすら朝から深夜まで仕事に追われ、残業時間に上限があるのにどう頑張っても全く間に合うのかわからない。
残業時間の管理上、上司からの指導も厳しくなる。仕事に情熱は注ぎますが、会社外での活動もしたいのに残業が続いて全くできない。残業しないと終わらないから残業しているのに、上限があり、かつ終わらせなければならないプレッシャーで精神的なストレスはサラリーマン生活の中で過去最高でした。
結局は仕事が少し掃けた周囲の人々の協力もありなんとか達成できました。
この期間、私は早朝筋トレに週2〜3通いました。この時間がとても貴重で、ストレスが大きく下がり、その日の活力が湧いてきていました。
そんなストレスから救ってくれた筋トレ、やらない手はありません。
1日1回、自分と向き合う時間を作れた
当時、会社に行ったら朝から深夜まで残業が続きました。
そして、次の日も同じ繰り返し。この中でただ忙殺されていたと思うと、「人生で緊急ではないけど大切なこと」について考えを深めることができません。今ある仕事だけが人生ではないのです。
そのため兼ねてから習慣としていた「早朝筋トレ」が大変役に立ちました。
目の前にあるバーベルを担いでスクワット、デッドリフト、ベンチプレスをするというたった三種目のローテーションでも、その日の調子によってスムーズさが違う。今日の自分のコンディションはどうだろうか?と自分の身体と対話することができました。負荷をあげるタイミングなのか?今日は身体が辛いから負荷を下げて回数を上げるのか?そしていざ持ち上げる時はその1点に全力投球する。
バーベルに全力投球した後は、自然と今ある仕事、そのほかの活動のこと、将来の自分のことに思い巡らすことができました。時間にすれば非常に短いですが、この時間が非常に大切でした。
早朝ジムトレは全部で45分間程でしたが、心も身体もリフレッシュすることができていました。
座りっぱなしから血流改善!
「エコノミークラス症候群」というのを聞いたことはあるでしょうか?
簡単に説明すると、座り続けることで血流が停滞して心臓に負担がかかってしまう状態です。
また私の感覚ですが、座り続ける日が続くと段々と心臓への負担を実際に感じたり、体温が上がりづらくなり何となく代謝がわるく気分も下がりがちになります。
毎日とは行かなくても、週に2〜3回ほどの筋トレで十分に血流改善と代謝を上げることができます。
実際に、座り過ぎて心臓への負担を感じた時に筋トレに行くと改称し、業務中も身体へのストレスがなくパフォーマンスアップです!
科学的にも脳内物質が出る!
私は大学時代理系学部にいました。つい、理由を知りたくなります。
「運動や筋トレで気分が上向く科学的エビデンスを知りたい!」
ということで、調べてみることにしました。
かの有名なtestosterone氏が出している「超筋トレが最強のソリューショである 筋肉が人生を帰る超科学的な理由」
に記載がありました。
・テストステロン
→骨や筋肉の強度の維持
→動脈硬化やメタボリックシンドロームの予防
→やる気や闘争心の向上・セロトニン
→心を落ち着かせる、安定させる
→脳を最適な覚醒状態にする
→痛みの調整をする。・ドーパミン・βエンドルフィン・ノルアドレナリン
→多幸感や自分の高揚、興奮など
他にも筋肉から分泌されるマイオカインが有名です。
筋トレ効果の裏付けとして意識すると、ストレスを感じた時の一対処法として選択肢が増えるのではないでしょうか?
筋トレ自体の効果として鬱への効果や勉強成績の向上などもあるみたいなので実践してみましょう!
ストレスに押しつぶされそうなら、筋トレしよう!
今回は私自身が過去に仕事で追い込まれた事例から、いかに筋トレで救われたか、いかにコンディションに役立ったか、そして多少のエビデンスを挟んでみました。
身体作りの筋トレだけではなく、心身の健康のための筋トレ。
何歳からでも始めるのに遅いということはありません。
ただし、筋トレをするから長時間残業に耐えられる!という意味ではないです。
それではただの社畜になってしまいます。
あくまでメンタルに支障をきたさず、自分と向き合う時間を作ることで自分の将来像と現在地とのギャップを発見し、義務感ではなく自発的に仕事に取り組むことができるようになるのです。
実際、このある意味で「ブラック期間」を終えた後は、心境に様々な変化がありました。
自分は組織の中にいて、周囲の人がこんなにも助けてくれている。
自分は普段からより一層相手のことを思いやって生活していこう。
という具合に、仕事に慣れたせいで忘れかけていた周囲への感謝を改めて持つことができました。
また仕事の手順自体も改めて見直すこととなりました。
常に、関わる人に対してできるだけ失礼のない仕事の受け答えすることを意識するようになりました。
成長に繋がったと実感しています。
大きなストレスは次のステージへの第一歩です。
筋トレという仲間とともに成長していきましょう!