筋トレマシンは素晴らしい!
本ブログでは何度か筋トレマシンの使い方について解説しました。
しかしジムを契約していない限り、自重トレーニングしかやったことがない方が多いことでしょう。
2019年1月現在29歳の私も、22歳にして初めてトレーニングについて基礎を学び、そのときに筋トレマシンを知りました。
本記事では、筋トレマシンのメリットについて解説していきます。
- マシン筋トレはちょっと気が引ける・・・
- 筋トレは自重トレが一番いい!!
- マシンよりフリーウェイトだろ!
という方に読んでいただきたいです。
私がマシンでの筋トレを知ったきっかけは、フィットネスクラブでのアルバイトを始めたことでした。
それまでトレーニングといえば部活動として中学から大学まで続けたバドミントン部の練習の中でランニングやダッシュトレーニング、自重筋トレという具合でした。
練習でウェイトトレーニングやマシントレーニングをしたことはありません。
大学4年生で部活の現役時代が終わり、アルバイトとしてフィットネスクラブを選び初めてトレーニングの基礎を学びました。
トレーニングの基礎を学んだ時、衝撃が走りました。
「なんて面白いんだ!」
と!
その衝撃とともに、初心者でも扱いやすいマシントレーニングのメリットを紹介していきます。
マシントレーニング前のトレーニング
結論から紹介します。
マシントレーニングは、
- 楽しい!
- 効率が良い!
- 基礎が学べる!
の三拍子が揃っています。
一方でそれまでの私の自重トレーニングはというとめちゃくちゃでした。なんて非効率的なことをしていたんだろうと反省です。
(1)回数が目的だった
今でこそ筋トレの効率アップには回数ではなく、1RMを用いた負荷設定が重要と理解しています。
しかし以前は「20回を3セット」をこなすイメージが抜けないまま取り組んでいました。
部の練習や自主練ではよくあるサーキットトレーニングをしていて、腕立て20回→腹筋20回→背筋20回→バービー20回→・・・x3setsといったメニューでトレーニングです。
3セットというのは負荷のかけ方として正しいです。しかし1回の負荷に対する耐性が人それぞれ違うことなど考慮されてません。
筋トレ上級者ほど、より多くの回数をこなさなければ自重筋トレでは負荷をかけるのが難しいです。
関連記事>>>「1RMという細マッチョを目指す人が理解すべき知識」
(2)早く終わらせた者勝ち
筋トレにはペースとフォームが重要!
でも部活で取り組んでいた当時の私は決められた回数をこなす早さを競っていました。スピードを意識すると人それぞれで可動域が違うし、ペースなんて高速が正義です。
こんなのでは「ただこなす」だけです。
でも集団で取り組んでいると、「我先に!」とみんなよりも早く終わらせて優越感に浸りたくなります。
筋トレの目的はしっかりと狙ったところに筋肉をつけることです!
終わらせるまでの時間なんて関係ありません!
(3)呼吸なんて関係なかった!
筋トレをするときには、呼吸はとても大切な要素です。
呼吸と筋肉の関係として、筋肉に力を込めやすい順に紹介すると、
「息を止める>息を吐く>息を吸う」
です。
息を止めてトレーニングを行うことは心臓や血管など循環器系に大きな負荷がかかりよくありません。
重いものを持ち上げるとき、息を止めると力は入りますが顔が真っ赤になり血圧が一気に上昇しますよね?
さらにそんな状況で力を入れ続けていたら、終わったときに頭がくらくらしてきます。
筋トレは同様に、常に重いものを持つのと同じ状況です。毎回こんなのでは身体に大きな負担がかかります。
そこで息を止めるのは置いといて、二番目に力が入るパターンを採用です。
息を吐いて思い切り重りを持ち上げ、降ろしていくときに息を吸う形を基本としているのです。
しっかりと筋肉に負荷をかけるには呼吸を意識することも大切なのに、早く終わらせることが目的となっていたために何も考えていませんでした・・・
以上、私がマシントレーニングを学ぶ前に行っていた自重トレーニングについてです。
勿論この後悔とは、自重トレーニングが悪いわけではなく、知識がなかったことが問題でした。
部活の練習を通して、走って跳んでシャトルを追い続けていたので肉体的には細マッチョ体型であったことは確かですが・・・。
筋トレの基礎を学び世界が変わりました。
マシントレーニングで学んだこと
筋トレの知識をつけたことでマシントレーニングをはじめました。
特に最初の頃は初めて触るマシンへの物珍しさと、その効果にハマってしまいました。
マシントレーニングを通して筋トレの基礎を身に着けたことで、これまでやっていた自重トレーニングも見直しました。
得意種目の60回連続でできた高速腕立て伏せも、しっかりと基本を抑えて正しいペースで取り組んでからは20回程度でかなりきついメニューに大変身です。
そんな、筋トレの基礎を学びやすいマシントレーニングのメリットを考えていきます。
種類が豊富
筋トレマシンは種類が多いです!
フィットネスクラブへ行くといろんな部位を鍛えるために様々なマシンが並んでします。
アームカール、アームエクステンション、ショルダープレス、チェストプレス、ペクトラル、アブドミナルクランチ、バックエクステンション、ショルダープレス。レッグカール、レッグエクステンション、レッグプレス・・・ 場所に依っても様々な種類のマシンが置いてありますね。
ジムの筋トレエリアで初めて目にした時の私にとっては、「面白そう!!」としか思えないくらいの品揃えです。
それなりに時間はかかりますが、すべてのマシンを使うことを1日のノルマとして週2〜3回行くことをしていました。
ラッキーなことに、アルバイトは説明力工場のため勤務時間外で練習することが許可されていたのでとてもありがたかったです。
全種目やっていたのは時間があった学生時代の話。
現在サラリーマンの私にしてみれば全種目をやっていく時間などないので別の方法を探さなければなりません。
鍛えたい筋肉をピンポイントで鍛えられる
筋トレマシンは、鍛えたい部位に特化して負荷を与えるための道具です。
胸筋を大きくしたい!立体的な腹筋が欲しい!といった要望にも筋トレマシンを使えば大胸筋や腹筋を直接鍛えられるので効率がいいです。
私がそれを実感した例を紹介します。
大学4年で週5日も練習していた部活が終わると練習も定期的ではなくなります。気ままに、トレーニングも特にする必要がないのでやらない、という人が大多数だと思います。
そんな中、筋トレマシンを使ってトレーニングを重ねた私は練習量が圧倒的に減っていたのにもかかわらず、筋肉は大きくなり、カラダも綺麗に絞られている、との評価をもらっていました。
新しい道具である、筋トレマシンを利用して脚、胸、腹を徹底的に鍛えた効果だと自負します。
自重トレーニングを時間かけてやるよりも、圧倒的に効率よく筋肉を鍛えることができました。
初心者でも怪我をしにくい
筋トレマシンは、初心者でも安全に使うことが出来ます。
マシンの設計者はさすがだな〜と感心させられますが、正しく使えばピンポイントにしか負荷がかからないので怪我をしにくいです。
筋トレマシンではフォームが固定されています。
人間のカラダはそもそも一箇所に負荷をかけないよう負荷分散するため、自重トレーニングやフリーウェイトでは「全体的に」筋肉を使うことになります。
でもマシントレーニングのフォームは固定される要素が強いため、1箇所にしか負荷がかかりません。そのため「全体的に」筋肉を使うことは難しいです。
自重トレーニングも危険なことをしなければ負荷が軽いので怪我をしにくいですが、1回の最大負荷が決まっています。筋トレの目的である、筋肉を疲れさせるには熟練するほど多くの回数が必要です。
フリーウェイトは導入筋肉が多い上に負荷が高いので、フォームが崩れてしまうと即怪我へとつながりやすい種目です。
現在の私はフリーウェイト主体ですが、筋トレの習熟度を上げるまではマシンの方がおすすめです。
筋トレの基本を意識しやすい
筋トレの基本を復習しましょう!
- フォーム
- ペース
- 呼吸
- 使う筋肉への意識
でしたね!
自重筋トレやフリーウェイトと比べて、圧倒的にこれら大切なポイントの感覚をつかみやすいです。
フォームはマシンごとに決まっておりカラダも固定されています。
その上でピンポイントに負荷をかけるため、例えばレッグプレスならば大腿や大殿筋を意識しやすい。そしてフォームが崩れづらいためペースや呼吸を意識しやすい。という特徴が挙げられます!
一緒にキャズムを超えてみませんか?
「キャズム」という言葉を聞いたことがありますか?
大きな溝という意味で、新しいことを始めるときに大きな障害となり超えなくてはならない「溝」のことです。
「自重トレーニングで十分」と言っている方はなぜそう思うのですか?
「怪我しそうだから」「難しそうだから」などとできないことを正当化していないでしょうか??マシントレーニングは自重トレーニングよりも効率的に使用でき、使用方法も簡単で正しく使えば怪我をしにくい道具です!
きっかけ作りとして身銭を切ってパーソナルトレーナーに教えてもらってもいいでしょう!
まずは何でもいいので始めてみましょう!
今回は筋トレマシンのメリットを紹介してみました。
筋トレマシンを正しく使えば、安全に筋トレの基礎を習得して、効率的に鍛えることができます。
ジム施設に通っている方はぜひ使用してみましょう!自重トレーニングとは違った刺激を得ることができますよ!
私のように、マシントレーニングで筋トレの基礎を学んだ後に自重トレーニングをしてもいいでしょう。
きっと、以前の自重トレーニングに足りなかったものが見えてくると思います!
最短距離で理想の細マッチョを手に入れましょう!