排泄、消化、吸収のサイクルを知る!
本コーナーで紹介していくのは、フルーツデトックス法です!
私自身2ヶ月集中的に取り組んで実感しました。ダイエットや健康づくりにとても効果的でした。
2ヶ月集中的に頑張った結果、無駄な脂肪が取れて体脂肪率は劇的に下がり、無駄な水分によるむくみが解消され疲れづらい体になりました。
では具体的にどうするのか?
効果的にフルーツを食べること
の一言に尽きます。
効果的とは??
フルーツはデザートではないんです!闇雲に食べるわけではないですよ!
今回はその根幹となる考え方をご紹介させていただきます!
ご存知の通り、地球には公転や自転といった周期があります。公転周期は地球が太陽の周りを一周する周期で1年間。自転は地球が地軸を中心に一回転する周期で24時間。
人間はこの自転や公転の周期に合わせて生活してきました。
当然、私たち人間にも1日の中で体温は常に変動していて周期が存在します。
これをサーカディアンリズムと言います。
食事や運動をすれば体温が上がりますし、睡眠を摂れば体温が下がります。
例えば就寝前に入浴やストレッチをすると入眠しやすくなります。
その理由は副交感神経を優位にして体温を上げてそこから体温を外部に放出させやすくするからです。これが入眠のメカニズムに一致するといった、生理周期と実際の行動を一致させているから。
このように、
「人間の生理的周期と行動としての食事も合わせてしまいましょう!」
というのがフルーツデトックス法の根幹です!
フルーツデトックス法は365日ずっと節制し続ける手法ではないです。
確かに節制する瞬間はありますが、闇雲にフルーツを食べれば良いというわけではありません。
そもそも、人間は365日フルーツと水だけしか食べなくても生活できます。
でもフルーツと水だけで生活できる人は稀です。私自身、やりたくないです。
なぜフルーツなのか??フルーツデー以外にはどのような行動をすべきか?突き詰めたメソッドと言えるでしょう。
今回は人間の生理的周期を紹介していきます。
3つの周期の時間帯とは?
1日は24時間。3つに分けるとちょうど8時間ずつです。
食べ物に関して言えば、食べたものを消化して吸収。吸収できなかったものを排泄するという流れは想像しやすいでしょう。
ここからは私の想像です。狩猟採集時代、人間は容易に餌を取ることができませんでした。夜行性ではない人間は夜は行動せずに安全な場所を確保する必要があった。そして起きてるよりも寝てる方がエネルギー消費が低いので省エネとして睡眠を身につけた。
狩猟採集時代に、安全な場所が早々無かったと考えると、生まれたばかりの赤ちゃんのように睡眠をこまめに摂るほうが自然な生活なのかな、とは思います。
太陽が登り始める朝方は活動が始まるものの、睡眠という省エネモードからすぐに活発な行動に切り替えるのは体に負担がかかる。でも身に危険が訪れたらすぐに逃げなければ行けない。
そして一番活動できる昼から夕方の暗くなるまで、前日までに蓄えたエネルギーを存分に使って狩猟採集に出かけて食料を確保する。
そんな生活だったのではないでしょうか。
これを食事に置き換えると、太陽の周期に合わせて睡眠中は吸収して身体にエネルギーを蓄え、起きてからは吸収できなかったものを排泄して狩りに備える。体温が高く一番活動できる時間は内臓も活発に働いて消化にもエネルギーを使う!
どうでしょうか?こう想像すると、食にも生理周期があることに納得ができると思います。
では、一つ一つ考えていきます。
排泄
まずは排泄。
これは04:00〜12:00 です。日の出から太陽が最も高く登るまでの時間。
この時間に消化や吸収に当てるのは良くないです。
つまり、朝ごはんに米や味噌汁、納豆といったものでさえ食べるのは身体の周期に反します。
身体の周期的には、排泄に向いているフルーツを食べるのが一番です!
生のフルーツは消化にほとんどエネルギーを使いません。フルーツに含まれている果糖は単糖類。すぐにエネルギーに変わるため寝ぼけた身体を起こすのにも適しています。
飲み物も、消化にエネルギーを使わない水のみが適しています。
排泄ということは、実はこの時間に汗をかくことも大切。
この時間に有酸素運動や筋トレで汗をかくのは理にかなっています。
消化
次に消化。
太陽が登り、地表が温められて日が沈むまでの時間。
12:00〜20:00です。
狩猟採集して食事を終え、次の日に備え始める時間です。
この時間は多少消化に悪いものでも食べていい時間です。
但し、油断は禁物。油や肉類、砂糖類を摂るともちろん体に負担がかかります。考えて食べるようにしましょう。
余談ですが、フルーツデーではこの時間もフルーツと水のみです!
吸収
最後に吸収。
日が沈み、安全な場所を確保して睡眠を摂る時間です。
20:00〜04:00です。
なぜ眠るかというと、食料が十分に確保できない環境では寝たほうがエネルギーを消費せずに済み、長生きできる可能性が高くなるからです。ただ、夜行性の動物には気をつけなければなりません。火を使えるようになるまでは見張り役の人は分割睡眠だった気はします。
ともかく、集中的に眠るならこの時間帯が適しています。
省エネモードのときにエネルギーを吸収する仕組みとすれば、それだけ身体に脂肪として蓄えやすいですよね。
まずは3つのサイクルを意識しよう!
どうでしたでしょうか?私なりに人類の歴史で最も長い狩猟採集時代をもとに3つのサイクルの理由を考えてみました。
ダイエットでも健康づくりでも、まずは身体の生理周期を理解してそれに合わせた行動をするのが最も負担が少なく合理的です。
あなたの身体を労わるという意味でも一度生活習慣を見直し、順次取り入れていきましょう!